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J-GLOBAL ID:201002261715272955   整理番号:10A1100115

凍結保護剤としてN-メチルアセトアミドを使用するYakido雄鶏からの精子凍結保存法

A Method for Cryopreserving Semen from Yakido Roosters Using N-Methylacetamide as a Cryoprotective Agent
著者 (8件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 297-301 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0008B  ISSN: 1346-7395  CODEN: JPSOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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凍結保護剤としてのN-メチルアセトアミド(MA)を使用する精液凍結法は,日本の”文化財保護法”のもと”天然記念物”として指定されたニワトリ品種,Yakidoに適用された。精液はYakido雄鶏から集められて,保存された精液は凍結保護剤を含まない精液希釈液を用いて1:1に希釈された。5°Cで30分間平衡化後,希釈された精液はさらにMAを含む精液希釈液を使用し1:1で最終濃度が9%に希釈した。希釈された精液は0.5-mLプラスチックストローにパッケージされて,-196°Cの液体窒素中に投入後液体窒素気相内にストローをおいて凍結させた。約1カ月液体窒素で貯蔵後,凍結精液は氷水で融解された。膣内人工授精(AI)は凍結保護剤を除去せずに精液融解後ただちに行った。受精率試験1は,AIを4週間連続1週間に1度行った。凍結精液を使った週間受精率は1,2,3,および4週目それぞれで,83.8±3.8%,77.1±8.8%,88.6±5.1%,および77.3±5.7%であった。孵化率は実験中90%以上であった。受精率試験2では,受精率持続性を2日間連続で膣内受精後調べられた。凍結-融解精液を使用する日受精率はAI後1から13日目までそれぞれ,90.0%,90.0%,91.7%,88.9%,100.0%,100.0%,100.0%,55.6%,60.0%,25.0%,30.0%,30.0%および9.1%であった。全体的孵化率は89.5%であった。これらの結果は,凍結保護剤としてMAを使用するニワトリ精液凍結が遺伝的に貴重なニワトリ品種から集められたニワトリ精液の保存の実用的な方法であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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鶏  ,  繁殖管理 
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