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J-GLOBAL ID:201002261759601999   整理番号:10A0248868

羊毛繊維中に収着した酸化染料中間体の反応

Oxidative Reaction of Oxidative Dye Intermediates adsorbed into Wool Fabrics
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 15-19 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0278A  ISSN: 0037-9875  CODEN: SENGA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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羊毛繊維(ケラチン繊維)中に収着した酸化染料中間体の繊維内での酸化染料生成挙動を調べた。すなわち,羊毛繊維中に染料中間体(プレカーサー)とカップラー分子をあらかじめ収着させ,その後,過酸化水素処理することによって繊維内での酸化染料生成挙動を検討した。パラフェニレンジアミン/パラアミノオクトクレゾール系およびパラフェニレンジアミン/レゾルシン系などでの検討結果,プレカーサーとカップラー分子は羊毛繊維中で過酸化水素の酸化により反応することがわかった。しかし,染色布はいずれもムラとなり,染色状態が不均一であった。生成した酸化染料が繊維内に浸透・吸着することが主たる染色機構であるが,染色初期に未反応の中間体の浸透・吸着の副次的染色機構が並列して起こっていることが明らかとなった。
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染色からみた染料 
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