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J-GLOBAL ID：201002261929765762   整理番号：10A0751189

未来を切り拓く新技術 乳化重合用乳化剤の技術開発

著者 (1件)： 川口幸治 (三洋化成工業)
資料名： JETI  (JETI)
巻： 58  号： 8  ページ： 100-105  発行年： 2010年07月16日 
JST資料番号： F0013B  ISSN： 0289-4343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三洋化成工業の乳化重合用乳化剤について紹介した。合成樹脂エマルションの製造に使用される乳化重合用乳化剤は,水中でモノマーの重合を行う方法であり,重合の初期にはミセル形成作用を,初期から中期にはモノマーの乳化作用を,そして中期から後期にはポリマー粒子の分散安定化作用という具合に,乳化重合の全工程できわめて重要な役割を担っている。環境ホルモン物質を使用しない環境対応型への移行ニーズに対応した乳化重合用乳化剤の開発について説明し,その構造式とその特長を示した。また,低分子量の乳化剤による副作用をなくすために,ソープフリー化(エマルション中の遊離した乳化剤を少なくする)技術の実用化についての検討と,その最も実用化が進んでいる反応性乳化剤(エマルションの中に遊離した状態ではほとんど残存しないため,エマルションの泡立ちや乳化剤のブリードアウトが抑制される)の開発・製品化について説明した。

シソーラス用語： *乳化重合 ,  *乳化剤 ,  プラスチック ,  乳濁液 ,  内分泌撹乱物質 ,  環境汚染 ,  汚染防止 ,  環境保全 ,  無乳化剤乳化重合 ,  低分子量 ,  ラジカル ,  反応性
準シソーラス用語： エマルション ,  ソープフリー乳化重合 ,  環境ホルモン ,  遊離基

分類 (2件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  応用物理化学的操作・装置  (XE03000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 未来 ,  乳化重合 ,  乳化剤 ,  開発