文献
J-GLOBAL ID:201002261933005365   整理番号:10A0052804

CrSi2-Cr-SiCターゲットからS銃マグネトロンによって蒸着した薄いサーメット抵抗器膜のミクロ構造と抵抗の温度係数

Microstructure and temperature coefficient of resistance of thin cermet resistor films deposited from CrSi2-Cr-SiC targets by S-gun magnetron
著者 (1件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 33  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0789B  ISSN: 0734-2101  CODEN: JVTAD6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1000Ω/squareより大きいシート抵抗と,低い抵抗の温度係数(TCR)を持つ,ナノスケールサーメット抵抗器膜を製造するための技術的ソリューションを調べた。厚さ2~40nmのサーメット膜を,CrSi2-Cr-SiCターゲットから,二陰極直流S銃マグネトロンによってスパッタ蒸着した。膜抵抗対温度を研究することに加えて,ナノ膜の構造的特徴と組成を分析した。走査電子顕微鏡法,原子間力顕微鏡法,高分解能透過電子顕微鏡法,エネルギー分散X線分光法,及び電子エネルギー損失分光法を用いた。この研究は,環境及び高めた温度において蒸着した全てのサーメット抵抗器膜が,アモルファスであることを明らかにした。これらの膜におけるSi対Crの原子比は,約2から1であった。膜のTCRは,蒸着膜の厚さを2.5nm以下に縮小すると,かなりの増加を見せた。最適化したスパッタ工程は,膜の熱安定化と膜のTCRの微細調整に非常に効果的であることを見いだした。それはウエハ脱ガス,rf基板バイアスを用いる高めた温度でのサーメット膜蒸着,及び真空中での二重アニーリングから成る。後者は膜のスパッタリングに続くその場アニーリングと,ウエハの空気への暴露に続く追加のアニーリングから成る。2.5~4nmの範囲の厚さを持ち,この技法を用いて蒸着したサーメット膜は,1800から1200Ω/squareまで変化するシート抵抗を持った。また-50ppm/°Cからゼロ近くまでのTCR値をそれぞれ持った。抵抗安定化とTCR低減に帰着する,(空気への予備暴露の後の)真空中のサーメット膜のアニーリングの,高い効率の原因である可能性のある機構もまた論じる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
LCR部品 

前のページに戻る