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J-GLOBAL ID：201002262090839354   整理番号：10A0523007

高速液体クロマトグラフィー/エレクトロスプレイイオン化四重極飛行時間質量分析によるアスコルビン酸基体の黒色火薬代替物の分析

Analysis of ascorbic acid based black powder substitutes by high-performance liquid chromatography/electrospray ionization quadrupole time-of-flight mass spectrometry

著者 (4件)： BOTTEGAL Megan (United States Secret Serv., Washington, D.C., USA) ,  LANG Lisa (Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives, MD, USA) ,  MILLER Mark (Federal Bureau of Investigation Lab., VA, USA) ,  MCCORD Bruce (Florida International Univ., FL, USA)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 24  号： 9  ページ： 1377-1386  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 黒色火薬代替物中の有機及び無機成分に対する傾斜溶離の高速液体クロマトグラフィー/エレクトロスプレイイオン化四重極飛行時間質量分析法(HPLC/ESI-QToFMS)を開発した。本法は試料の調製が最小限であり,アスコルビン酸基体の発射火薬の迅速な一次同定技術であった。アスコルビン酸燃料及び無機酸化剤(過塩素酸カリウム及び硝酸カリウム)は[M-H]^-イオンを利用して検出できた。陰イオンの検出限界は0.04(過塩素酸塩),1.0(塩素酸塩),9.0(硝酸塩),69(アスコルビン酸塩)及び189ppb(亜硝酸塩)であった。無機酸化剤及び無機燃焼生成物(亜硝酸塩及び塩素酸塩)は爆発後の全ての破片残留物に検出された。QToFMS装置の高い質量分解能は裁判所に必要な確度を満足した。本法は塩化物の検出が困難であった。

シソーラス用語： *HPLC-MS分析 ,  *四重極質量分析 ,  *飛行時間法 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  *火薬 ,  過塩素酸カリウム ,  硝酸カリウム ,  傾斜溶離法 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  水溶性ビタミン
準シソーラス用語： *黒色火薬

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  各種爆薬と推薬  (YE06020W)

物質索引 (1件)： アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 高速液体クロマトグラフィー ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  四重極 ,  飛行時間質量分析 ,  アスコルビン酸 ,  黒色火薬 ,  代替物 ,  分析