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J-GLOBAL ID：201002262282278801   整理番号：10A0382317

カフェイン酸3,4-ジヒドロキシフェネチルエステルの合成及び生物学的評価

Synthesis and Biological Evaluation of Caffeic Acid 3,4-Dihydroxyphenethyl Ester

著者 (4件)： ZHANG Zhizhen (Jiangxi Doctors Sci. and Technol. R&D Co., Ltd., Nanchang, CHN) ,  XIAO Binghua (Jiangxi Doctors Sci. and Technol. R&D Co., Ltd., Nanchang, CHN) ,  CHEN Qi (Jiangxi Doctors Sci. and Technol. R&D Co., Ltd., Nanchang, CHN) ,  LIAN Xiao-Yuan (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 73  号： 2  ページ： 252-254  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カフェイン酸3,4-ジヒドロキシフェネチルエステル(I)は,当初Teucrium pilosum(シソ科,ニガクサ属)から単離された多価フェノールである。Iの生物活性を詳細に調べるために,Iの効率的な合成法を開発した。その鍵となる工程は,3,4-ジヒドロキシベンズアルデヒドと,3,4-ジヒドロキシフェネチルモノマロナートを,Knoevenagel縮合させてIを得るところであった。次に,9種類の異なるヒト腫瘍から成る56細胞系に対して,Iの細胞毒性活性を調べた。Iは試験した細胞に対して,GI₅₀値=10^-7~10^-6Mの活性を示した。またDPPHスカベンジング試験を使用するフリーラジカルスカベンジング活性についても評価したところ,EC₅₀値=4.7μg/mLの強い活性を示した。

シソーラス用語： *細胞毒性 ,  オレフィン化合物 ,  *多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  化学合成 ,  Knoevenagel縮合 ,  酸化ストレス ,  発癌 ,  シソ科 ,  生物活性 ,  腫瘍細胞 ,  生体成分分析 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  ヒドラジルラジカル ,  カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： Teucrium pilosum ,  *カフェ酸類 ,  ニガクサ属 ,  *フリーラジカルスカベンジャー

分類 (4件)： 芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  その他の薬物の基礎研究  (GW23010K)

物質索引 (5件)： DPPH ,  3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸 ,  3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸メチル ,  プロパン二酸1-[2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)エチル] ,  (E)-3-(3,4-ジヒドロキシフェニル)プロペン酸2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)エチル

タイトルに関連する用語 (2件)： カフェイン酸 ,  生物学的評価