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J-GLOBAL ID:201002262365715480   整理番号:10A1031779

Hap4遺伝子の過剰発現による工業的パン酵母の菌体量生産の高進

Increased biomass production of industrial bakers’ yeasts by overexpression of Hap4 gene
著者 (4件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 150-160  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Hap4遺伝子は呼吸関連遺伝子の転写活性因子をコードし,それゆえに発酵から呼吸フラックスへの変更は,HAP4遺伝子を過剰発現するSaccharomyces cerevisiae形質転換体の菌体量生産の増加をもたらす。この目的により,3株のパン酵母,すなわちleanドウに使用されるV1,それの2-デオキシ-D-グルコース耐性誘導体DOG21及び甘味ドウに採用されるV3を,構成的プロモーターpTEF2の制御下でHAP4遺伝子を保持する組込カセットにより形質転換した。そに加えて,VTH,DTH及び3TH形質転換体を選択し,特性化した。形質転換体は親に関してHAP4遺伝子の発現及びQCR7及びQCR8のような呼吸関連遺伝子を増加し,SUC2及びMAL12遺伝子について類似発現した。これらの遺伝子はパン工業に関連した。実験室(YPD)または工業培地(MAB)におけるインベルターゼ(Suc2p),マルターゼ(Mal12p)活性,増殖及び糖消費速度はパン株及びこれらの形質転換体に匹敵したが,VTH,DTH及び3THはMABでのこれらの親株に比較してこれらの最終菌体量生産を各々最大9.5,5.0及び5.0%増加した。さらに,V1及びそれの形質転換体VTHはleanドウの発酵能(容積増加率及び容積)に匹敵したが,V3及びそれの形質転換体3THは類似様式で甘味ドウを発酵した。これらは薬物耐性マーカー及び細菌DNAを欠失し,遺伝的に安定であることから,形質転換体はパン工業において採用可能な高い菌体量収量及び適切な特性を保持した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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遺伝子操作  ,  微生物の生化学  ,  粉製品 
タイトルに関連する用語 (5件):
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