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J-GLOBAL ID：201002262579840932   整理番号：10A0389792

摩擦力学的処理によるコーンスターチのレオロジー的,熱物理的,構造的およびいくつかの物理的性質の修飾

Modification of rheological, thermophysical, textural and some physical properties of corn starch by tribomechanical treatment

著者 (6件)： HERCEG Zoran (Fac. of Food Technol. and Biotechnology, Univ. of Zagreb, Zagreb, Pierottijeva 6, HRV) ,  BATUR Verica (High School of Food Technol., Zagreb, Prelceva bb, HRV) ,  JAMBRAK Anet Rezek (Fac. of Food Technol. and Biotechnology, Univ. of Zagreb, Zagreb, Pierottijeva 6, HRV) ,  BADANJAK Marija (Fac. of Food Technol. and Biotechnology, Univ. of Zagreb, Zagreb, Pierottijeva 6, HRV) ,  BRNCIC Suzana Rimac (Fac. of Food Technol. and Biotechnology, Univ. of Zagreb, Zagreb, Pierottijeva 6, HRV) ,  LALAS Vesna (Fac. of Food Technol. and Biotechnology, Univ. of Zagreb, Zagreb, Pierottijeva 6, HRV)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 80  号： 4  ページ： 1072-1077  発行年： 2010年05月16日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本調査の目的は,コーンスターチのレオロジー,熱物理的,構造的,およびいくつかの物理的特性に及ぼす摩擦力学的微粉化と活性化(TMA処理)の影響を検討することであった。本研究において,サンプルを摩擦力学的微粉化と活性化(TMA装置)のための実験室用機器を用いて処理した。TMA処理の前後に,ミクロ組織検査に加えて,粒子径と粒度分布の分析を実行した。結果は,TMA処理が粉末状のコーンスターチの粒子径のかなりの低下および粒度分布の変化を引き起こすことを示した。ミクロ組織検査は構造と澱粉粒の大きさに及ぼすTMA処理の明らかな影響を示した。TMA処理は機械的な力によって澱粉粒の崩壊を引き起こして,加熱段階の間,顆粒剤を水により透過性にした。溶解度と膨潤力における統計的に有意な増加を観察した。TMA処理は開始糊化温度の顕著な低下を引き起こし,それは加熱の間の顆粒膨潤の初期状態を示した。また,TMA処理は澱粉懸濁液粘度の顕著な増加に影響した。示差走査熱量測定測結果は糊化のエンタルピーの低減を示している。未処理の懸濁液と比較したとき,TMA処理コーンスターチの懸濁液により調製した澱粉ゲルの組織プロファイル解析は,より高い硬度,付着性,粘着性,弾力性および粘着を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 粉化 ,  *レオロジー ,  *物理的性質 ,  *構造特性 ,  *コーンスターチ ,  熱機械分析 ,  摩擦化学反応
準シソーラス用語： TMA【分析】 ,  熱物性 ,  微粉化

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 摩擦力 ,  コーンスターチ ,  レオロジー ,  物理 ,  物理的性質 ,  修飾