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J-GLOBAL ID:201002262929067298   整理番号:10A0661544

選択した前処理による加熱加工ニンジンの硬さの改良

Improving the hardness of thermally processed carrots by selective pretreatments
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1297-1303  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,植物の固有の性質を改質する特定の前処理により,加熱加工ニンジンのテクスチャーを改良することである。前処理は,熱または高圧(HP)処理につづく特殊溶液中での1h浸漬を組み合わせた。ニンジンペクチンのメチルエステル度(DM)を低くすることが,テクスチャーの破壊を小さくする戦略の一つであることを確認した。熱または高圧処理はβ脱離解重合を受けにくくして,低DMのペクチンを生成した。つづいてCa2+浸漬は,細胞壁内ペクチン架橋量を増やして,一様により良好なテキスチャーにした。ニンジンのpHを下げることは,その他の戦略であることを確認した。熱または高圧処理につづけて,低pHの溶液にニンジンを浸漬することは内部のニンジンのpH低下に有効であり,これによってβ脱離を遅らせて,結果として組織の分解を遅らせた。低pH溶液の配合組成は重要であり,カチオン及び/またはCa2+錯化剤を含有する浸漬溶液は避けねばならない。フェルラ酸が良好な酸性化剤候補であった。結論として,加熱加工ニンジンのテクスチャー改良において,β脱離を受けにくくすること及び細胞壁架橋を強化することが,共に異なる植物固有の性質を操作して到達しうる2大目標である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の品質  ,  野菜とその加工品 
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