文献

J-GLOBAL ID：201002263131234094   整理番号：10A0048933

加工表面の粗さを観察するための中性子反射測定

Neutron Reflectometry for Observation of Machined Surface Roughness

著者 (7件)： INOUE Kazuko (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  HIRAYAMA Tomoko (Doshisya Univ., Kyoto, JPN) ,  UNO Tomoki (Doshisya Univ., Kyoto, JPN) ,  EBISAWA Toru (JAEA, Ibaraki, JPN) ,  IKEDA Kazuaki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HONDA Hisayoshi (Ryukoku Univ., Otsu, JPN) ,  SHIMIZU Hirohiko (KEK, Ibaraki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 48  号： 12  ページ： 126504.1-126504.12  発行年： 2009年12月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 埋込まれた固固接触面を含め,鉄表面の加工粗さを中性子反射測定を用いて特性化した。反射した中性子ビームの観測した分布は,接触型粗さ計で測定した物理的粗さのFourier変換から推定した構造因子を用いて説明できた(特に周期表面構造の場合)。不規則な粗さの場合,表面の小さな各局所領域(平坦で入射ビーム方向に対して傾斜が異なる)から鏡面反射したビームの蓄積は散乱ビームの広い分布をより良く説明できた。表面が他の物質で覆われているとき,反射ビームの分布幅は空気中よりも僅かに広がった。表面粗さ特性化への中性子反射測定には様々な制約があるが,埋込み接触面の表面粗さを非破壊観察するための効果的手段であり得る。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *表面粗さ ,  *中性子反射 ,  計測 ,  *表面 ,  構造因子 ,  Fourier変換 ,  鏡面反射 ,  非破壊測定 ,  非破壊分析 ,  表面性状
準シソーラス用語： 反射測定 ,  *金属表面

分類 (1件)： 金属の表面構造  (BK15020P)

引用文献 (25件)：

• L. Névot and P. Croce: Rev. Phys. Appl.15(1980)761 [in French].
• S. K. Sinha, E. B. Sirota, S. Garoff, and H. B. Stanley: Phys. Rev. B 38(1988)2297.
• R. Pynn: Phys. Rev. B 45(1992)602.
• R. Pynn: LANL Rep. LA-UR 94-4082(1994).
• D. K. G. de Boer: Phys. Rev. B 49(1994)5817.

タイトルに関連する用語 (3件)： 加工表面 ,  観察 ,  中性子反射