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J-GLOBAL ID:201002263134683345   整理番号:10A0004281

伝統的なEruca sativa種子油の抗菌性状および分析的性状:各種の地上部および根部植物抽出物との比較

Antimicrobial properties and analytical profile of traditional Eruca sativa seed oil: Comparison with various aerial and root plant extracts
著者 (9件):
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巻: 120  号:ページ: 217-224  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Eruca sativa(地上部および根部)の各種溶媒抽出物および種子油の抗生物質耐性グラム陰性(Escherichia coli,Pseudomonas aeruginosaおよびShigella flexneri)およびグラム陽性(Staphylococcus aureusおよびBacillus subtilis)細菌に対する抗菌活性を調べた。各種調製物の中で種子油は最も活性が強く,グラム陽性細菌に対して97%の,およびグラム陰性細菌に対して74~97%の最大ゾーン阻害を呈した。種子油のMICはグラム陰性およびグラム陽性細菌に対してそれぞれ65~75および60~70μg/mlであった。種子油について主な揮発性および非揮発性成分の分析を行った。前者の中でアリルイソチオシアナート(40μg/g),3-ブテニルイソチオシアナート(260μg/g),4-メチルスルフィニブチルイソチオシアナート(スルホラファン,743μg/g),2-フェニルエチルイソチオシアナート(159μg/g)およびビス(イソチオシアナートブチル)ジスルフィド(約5000μg/g)をヘッドスペース/SPME/GC-MS分析により定量した。遊離脂肪酸は油の1.6%w/wであり,全体で25種の脂肪酸を同定した。エルカ酸とオレイン酸が遊離(7.8および2.1mg/ml)およびエステル化形態(全脂肪酸の50.6%w/wおよび14.9%w/w)の両者における主脂肪酸であった。不鹸化画分は1.8%w/wであった。E.sativaの種子油は有望な薬理作用を持ち,観察された有益作用に起因する生理活性成分の存在を保証している。知見は,抗菌性生物剤としての漢方でのその使用を支持し,この食用植物の臨床的使用の可能性を強調している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  生薬一般  ,  野菜とその加工品 
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