抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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疲労負荷を受ける繊維強化プラスチック積層板におけるトランスバースクラッキングについて確率的安定亀裂成長(SCG)モデルを用いて疲労限界線図(FLD)とS-N線図(SND)を得た。一定最大応力条件下で種々の応力比Rに対するトランスバースクラック密度ρを繰り返し数に対して実測し,確率的SCGモデルにおけるパラメータを実験的に決定し,これらのパラメータとρ,Rおよび疲労寿命N
fの関係からFLDとSNDを導出した。炭素繊維/エポキシ樹脂クロスプライ積層板を用い,337,225MPaの最大応力に対し,5種類の応力比(R=0,0.2,0.4,0.6,1.0)について疲労試験を行った。その結果,次のことが分かった。1)FLDは曲線を描きその曲率はN
fが大きくなると増大し破壊確率p=0.2を除き実験値のN
fは計算値と一致する,2)一定応力比RにおけるSNDの計算値と実験値は一致する。