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J-GLOBAL ID：201002263764247853   整理番号：10A1025954

電子楽譜から点字楽譜を生成するインターネット連携自動翻訳システム

著者 (3件)： 後藤敏行 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  田村直良 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  立野玲子 (東京都臨床医学総合研)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D  (IEICE Transactions on Information and Systems (Japanese Edition))
巻： J93-D  号： 10  ページ： 1947-1957  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： S0757C  ISSN： 1880-4535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電子楽譜の普及によりインターネットを経由して楽譜情報にアクセスできる環境が整ってきた。これに対して,視覚障害者が用いる点字楽譜はいまだ入手が困難である。筆者らは,電子楽譜(MusicXML)から点字楽譜を生成する自動翻訳システムを研究開発し,ホームページで公開するとともに,システムの評価と拡張を進めてきた。本研究では,交響曲などを含めた多様な楽譜に対応し,点字楽譜における短縮表現などの多様な表現形式を取捨選択できるように自動翻訳手法の機能拡張を行うとともに,インターネット上の電子楽譜を翻訳して提供する機能を開発した。本論文では,これらの機能と利用状況から示されたシステムの有用性について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *楽譜 ,  *点字 ,  *機械翻訳 ,  音楽 ,  視覚障害者 ,  インターネット ,  計算機芸術 ,  XML【マークアップ言語】 ,  心身障害者 ,  楽曲
準シソーラス用語： *点字楽譜 ,  電子楽譜

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (13件)：

• 文部省, 点字楽譜の手引き, 日本ライトハウス, 大阪, 1984.
• “スコアメーカのページ,”http://mysmaker.com/index.html, Dec, 2009,
• T. Matsushima,“Automatic printed-music-to-Braille translation system,” J. Inf. Process., vol.11, no.4, pp. 249-257, 1989.
• Recordare,“MusicXML software,” http://www.recordare.coni/software.html, Dec.2009.
• DZB,“Deutsche zentralblicherei für Blinde zu Leipzig (DZB),” http://www.dzb.de/index.php?site_id=5.7, Dec.2009.

タイトルに関連する用語 (6件)： 電子 ,  楽譜 ,  点字 ,  インターネット ,  連携 ,  自動翻訳システム