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J-GLOBAL ID：201002263851561866   整理番号：10A0268774

酸化スズナノワイヤの成長とその特性,およびアニーリング条件の効果

Growth and properties of tin oxide nanowires and the effect of annealing conditions

著者 (5件)： KAR Ayan (Univ. Illinois, IL, USA) ,  STROSCIO Michael A (Univ. Illinois, IL, USA) ,  DUTTA Mitra (Univ. Illinois, IL, USA) ,  KUMARI Jyoti (NASA, CA, USA) ,  MEYYAPPAN M (NASA, CA, USA)
資料名： Semiconductor Science and Technology  (Semiconductor Science and Technology)
巻： 25  号： 2  ページ： 024012,1-9  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： E0503B  ISSN： 0268-1242  CODEN： SSTEET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相-液相-固相(VLS)法によって成長させたSnO₂ナノワイヤについて,成長の初期の段階でコロイド状の金クラスタから突出したナノワイヤから始まって,ランダムに集合した濃密なナノワイヤアレイの形成に至る変化が観測された。作製したナノワイヤにおいて観測される橙色の光ルミネセンス発光ピークは100Kにおいて鋭いブルーシフトを示し,この変化はV₀⁺⁺に関係する欠陥準位の存在に起因するものと考えられている。X線エネルギー分散分光法による研究から,細いワイヤは多くの酸素空格子点を含み,ガスセンサとして有用であることが分かった。また,橙色の発光強度は表面における酸素空格子点に起因し,その濃度はワイヤの直径に依存することが分かった。ナノワイヤを酸素雰囲気中でアニーリングすると,結晶性が大幅に改善されることが分かった。また,窒素雰囲気中でアニーリングすると,ワイヤの品質も大幅に改善されることが判明した。

シソーラス用語： *酸化スズ ,  化合物半導体 ,  *ナノワイヤ ,  *VLS成長 ,  焼なまし ,  金 ,  クラスタ ,  触媒 ,  *光ルミネセンス ,  可視発光スペクトル ,  アレイ ,  青方偏移 ,  欠陥準位 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  空格子点 ,  ガスセンサ ,  雰囲気 ,  酸素

分類 (2件)： 半導体の結晶成長  (BK13040X) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸化スズ ,  ナノワイヤ ,  成長 ,  アニーリング条件