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J-GLOBAL ID：201002264302962502   整理番号：10A0875532

枝分れをもつ円弧微小流路中での揚力による粒子分離のプロセス強化

Process intensification of particle separation by lift force in arc microchannel with bifurcation

著者 (6件)： OOKAWARA Shinichi (Dep. of Chemical Engineering, Graduate School of Sci. and Engineering, Tokyo Inst. of Technol., O-okayama, Meguro-ku ...) ,  OOKAWARA Shinichi (Dep. of Energy Resources and Environmental Engineering, Egypt-Japan Univ. of Sci. and Technol., MuCSAT, Postal Code ...) ,  OOZEKI Nobuo (Dep. of Chemical Engineering, Graduate School of Sci. and Engineering, Tokyo Inst. of Technol., O-okayama, Meguro-ku ...) ,  OGAWA Kohei (Dep. of Chemical Engineering, Graduate School of Sci. and Engineering, Tokyo Inst. of Technol., O-okayama, Meguro-ku ...) ,  LOEB Patrick (Inst. fuer Mikrotechnik Mainz GmbH, Mixing and Fine Chemistry Dep., 55129 Mainz, DEU) ,  HESSEL Volker (Inst. fuer Mikrotechnik Mainz GmbH, Mixing and Fine Chemistry Dep., 55129 Mainz, DEU)
資料名： Chemical Engineering and Processing  (Chemical Engineering and Processing)
巻： 49  号： 7  ページ： 697-703  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： H0975A  ISSN： 0255-2701  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は下降流端における枝分れをもつ円弧微小流路中で達成される新しい流体力学揚力分別を証明した。径が10または20μmの蛍光性ポリスチレン粒子を水中またはNaCl水溶液中に分散させ,媒質に対して完全中立浮遊性,軽いまたは高密度になるようにした。このスラリーを半径,幅および深さがそれぞれ20mm,200および150μmの円弧微小流路に供給した。流れる粒子の蛍光軌跡を枝分れにおいて記録した。20μm粒子は,与えられた密度差にかかわりなく,外側壁から幾分離れた平衡位置にはっきりと集中することが分った。この結果,全ての20μm粒子は枝分れの外側枝に従った。一方,大部分流路幅に渡って分散した10μm粒子は常に両枝から回収された。この結果が意味するところは,完全中立浮遊性そしてまた高密度および軽い粒子が膜なしで同時に分離あるいは分級できるので,枝分れをもつ円弧微小流路が粒子分離のプロセスを強化するということであった。最後に,一連の円弧流路における分離プロセスを提案しプロセス効率を論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ポリスチレン ,  *固体粒子 ,  枝分れ ,  円弧 ,  *チャネル ,  *分級 ,  蛍光標識 ,  軌跡 ,  揚力 ,  *マイクロチャネル ,  プロセス強化
準シソーラス用語： *微小チャンネル

分類 (1件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 枝分れ ,  円弧 ,  微小流路 ,  揚力 ,  粒子分離 ,  プロセス ,  強化