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J-GLOBAL ID：201002264862260961   整理番号：10A1123308

ナノドメインを有するチタン酸バリウムセラミックスの誘電特性

Dielectric Properties of Barium Titanate Ceramics with Nano-Sized Domain

著者 (7件)： KIGOSHI Yoichi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  HATTA Saki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TERANISHI Takashi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  HOSHINA Takuya (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TAKEDA Hiroaki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  SAKURAI Osamu (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TSURUMI Takaaki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 445  ページ： 27-30  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 焼結条件により粒径の異なるチタン酸バリウム(BT)セラミックスを作製し,誘電特性への粒径による影響を調べた。平均粒径100nmのBT粉末を用いた。BT粒径は通常焼結(1260~1380°C×2h)で2.2~13μm,二段階焼結(昇温速度10°C/分で1320°C→1150~1320°C×15h)で1.1~8.5μm,速度制御二段階焼結(33°C/分で1000°C,25°C/分で1320°C→1100~1150°C×10h)で0.7~1.3μmであった。相対密度はいずれも95%以上であった。1kHzでの誘電率は,粒径1.1μmまでは粒径の減少により増加したが,1μm以下では減少した。誘電率は粒径1.1μmで最大の8000を示した。FE-SEMからドメイン壁密度は粒径の減少により増加し,誘電率の増加に寄与した。

シソーラス用語： *チタン酸バリウム ,  *エレクトロセラミック ,  *誘電性 ,  ナノ構造 ,  ミクロドメイン ,  加熱温度 ,  *粒径 ,  サイズ効果 ,  相対密度 ,  *誘電率 ,  分域構造 ,  分極 ,  ドメイン構造 ,  *ナノドメイン ,  *焼結温度
準シソーラス用語： 誘電特性

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノドメイン ,  チタン酸バリウム ,  セラミックス ,  誘電特性