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J-GLOBAL ID:201002264865583184   整理番号:10A0663878

非ヘム型Fe(IV)=O錯体の水溶液中での酸化還元電位とC-H結合開裂活性

Redox Potential and C-H Bond Cleaving Properties of a Nonheme FeIV=O Complex in Aqueous Solution
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号: 22  ページ: 7638-7644  発行年: 2010年06月09日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非ヘム鉄酵素の活性部位に相当する高酸化数鉄-オキソ中間体の反応活性に注目し,モデル錯体について,酸化還元電位とC-H結合開裂活性の測定などにより検討した。四脚型五座配位子(L5N)のFe(IV)錯体の[Fe(=O)(L5N)]2+はFe(IV/III)酸化還元が可逆的であり(E1/2=+0.41V(対SCE),pH4),一電子移動と一プロトン移動を同時に行い,Fe(III)-OH部位を生成する。このFe(IV)=O中心による基質のC-H結合の水溶液中での酸化活性は,速度論的には,C-H結合の強さに依存する(溶媒には無関係)。この鉄-オキソ錯体による基質のジヒドロアントラセンのC-H結合の酸化速度は,他の酸化剤(O-H結合解離エネルギーの大きなオキソ鉄(IV)-テトラメシチルポルフィリン錯体など)と同程度であり,L5N配位子によりFe(IV)=O部位の水素引抜律速段階での速度論的な反応活性化が生じるものと説明した(L5N=テトラキス(ピリジン-2-イルメチル)アンモニウム)。
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分類 (1件):
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鉄の錯体 

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