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J-GLOBAL ID:201002264882573907   整理番号:10A0216695

自食胞形成に加えて,非BCR-ABL発現細胞におけるメシル酸イマチニブの細胞保護効果

Cytoprotective effect of imatinib mesylate in non-BCR-ABL-expressing cells along with autophagosome formation
著者 (7件):
資料名:
巻: 391  号:ページ: 310-315  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メシル酸イマチニブ(IM)による処理は,自発的アポトーシスを阻害することにより,非BCR-ABL発現細胞株の生存細胞数を増す。電子顕微鏡法は,IMに反応した自食胞の増加を明らかにした。IMはシトシンアラビノシドの細胞毒性効果を弱め,血清涸渇培養に伴う細胞死を阻害した。IMによる自食胞形成を伴う細胞保護は様々な白血球および癌細胞株に加え,正常マウス胚線維芽細胞(MEF)でも観察された。Tetオフatg5-/-MEFシステムにおいてatg5のノックダウンによる自己貪食の完全な阻害は,IMの細胞保護効果を減じた。このことはこの効果が部分的に自己貪食に依存することを示す。しかしIMによる細胞保護はミトファジーを介したROS産生,リボファジーを介したERストレス,またはABLキナーゼのアポトーシス促進性機能の抑制を通じて仲介されるのではなかった。IMの標的チロシンキナーゼは不明なままであるが,我々のデータは細胞保護のためのIMを用いた新しい治療上の可能性を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 

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