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J-GLOBAL ID：201002264897520460   整理番号：10A0695309

ヘキサクロロベンゼンのmg/kg濃度で汚染された固形廃棄物の焼却過程におけるポリ塩素化ベンゼン,PCDD/Fsとダイオキシン様PCBの挙動

Behavior of polychlorinated benzenes, PCDD/Fs and dioxin-like PCBs during incineration of solid waste contaminated with mg/kg levels of hexachlorobenzene

著者 (2件)： WATANABE Mafumi (National Inst. Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  NOMA Yukio (National Inst. Environmental Studies, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering  (Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering)
巻： 45  号： 7  ページ： 846-854  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： A0036A  ISSN： 1093-4529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘキサクロロベンゼン(HCB)は,ある種の顔料やその原料中に最高数千mg/kgの濃度で含まれている。これらの顔料は,車や電気製品等の耐久消費財に使用されている。パイロットスケールの焼却炉を用いて,300mg/kg濃度のHCBを含む固形廃棄物の燃焼実験を実施し,HCBの分解と他のポリ塩素化ベンゼン(CBz)や意図せず生成するPCDD/Fs等の残留性有機汚染物質(POP)の影響を調査した。HCBは,一次燃焼領域で主に分解され,その分解効率は99.9985%であった。HCBの濃度は,他のCBz,PCDD/Fs,ダイオキシン様PCBの形成,破壊または最終的な放出に影響しなかった。ダイオキシン関連化合物の最小放出のため建設,運転されるならば,焼却は「利用可能な最善技術」のひとつと考えられる。

シソーラス用語： *固形廃棄物 ,  廃棄物処理 ,  *焼却 ,  ダイオキシン類 ,  酸素複素環化合物 ,  *芳香族塩素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  PCDDs ,  ベンゼン誘導体 ,  ポリ塩化ジベンゾフラン ,  汚染物質 ,  複素環化合物 ,  物質 ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： ベンゼン類 ,  PCDFs

分類 (2件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： ヘキサクロロベンゼン

タイトルに関連する用語 (11件)： ヘキサクロロベンゼン ,  Mg ,  汚染 ,  固形廃棄物 ,  焼却 ,  過程 ,  塩素化 ,  ベンゼン ,  PCDD ,  ダイオキシン様PCB ,  挙動