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J-GLOBAL ID:201002264966617713   整理番号:10A0876916

高湿度貯蔵環境において動作する噴霧加湿器により生成される霧の粒度分布測定

Measurements of particle size distributions produced by humidifiers operating in high humidity storage environments
著者 (6件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 54-60  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: E0030A  ISSN: 1537-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ-および超音波-噴霧による霧(ミスト)の粒度分布を,高湿度での貯蔵環境において測定した。ナノ噴霧加湿器を使って作り出した霧は平均粒子直径<100nmで,超音波加湿器での霧は粒子直径200nm~1250nmだった。ナノ噴霧加湿器は高加湿の超微細ミストを作り出す能力があると考えられる。加湿器・冷凍機・システム制御器などを装備したコンテナ内部で実験を行った。走査型移動度粒径測定機(SMPS)と光散乱光度計を使って粒度を測定した。サイズ分布は大気中において下記条件(温度は5°C,相対湿度は80%と90%,測定間隔;2,4,18 h)で測定した。ナノ噴霧ジェネレータは,40,50,60Hzの周波数で動作させた。その結果,ナノ噴霧加湿器によって生産された粒子分布のナンバーモードは,超音波加湿器より約3倍小さい64nmであった。また,ナノ噴霧加湿器の粒子濃度は,超音波噴霧のそれよりも約4倍細かかった。ナノ噴霧加湿器の粒子数濃度は,ジェネレータ周波数と湿度に大きく依存した。Nukiyama-Tsnasawa式は,サイズ分布をRosin-Rammler式よりもよく推定した。ナノ噴霧は貯蔵製品やまた,製品を包装するために使う波状の紙製箱の湿りを減少し,高加湿を備えることができ,それによって新鮮製品の劣化や細菌成長を抑制する助けとなる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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湿度調節 

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