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J-GLOBAL ID：201002265144645053   整理番号：10A0708433

レオロジーに基づく転がり摩擦モデリングとニューラルネットワークによるパラメータ同定

Rheology-Based Rolling Friction Modeling with Parameterization by Neural Network

著者 (2件)： 前田佳弘 (名古屋工大) ,  岩崎誠 (名古屋工大)
資料名： 精密工学会誌(CD-ROM)  (精密工学会誌論文集)
巻： 76  号： 7  ページ： 819-826  発行年： 2010年07月05日 
JST資料番号： F0268B  ISSN： 1348-8716  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,ボールねじ駆動テーブル装置を対象に,摩擦境界面でのレオロジーを考慮した転がり摩擦モデル(レオロジー転がり摩擦モデル)を導入し,モデルの実機再現性について評価した。これにより得た主な知見を次に示した。1)従来の研究で指摘されてない転がり摩擦の諸特性として,”領域遷移特性”,”速度依存特性”,”履歴依存特性”について実機測定し,現象を把握したこと,2)摩擦発生要因が摩擦境界面での微小接触部のレオロジーの影響と捉えて,レオロジーに基づく転がり摩擦モデルを構築し,さらに微動領域での複雑なヒステリシス特性の再現で重要となる履歴依存特性に対し,提案摩擦モデル構造の妥当性を示したこと,3)レオロジー転がり摩擦モデルのパラメータ同定でニューラルネットワーク(NN)に基づくパラメータ同定手法を明らかにしたこと,4)レオロジー転がり摩擦モデルは,従来の転がり摩擦モデルと比較して転がり摩擦特性ならびに位置決め応答特性に対する実機再現性が向上し,シミュレータを高精度化したこと。

シソーラス用語： 案内装置 ,  *テーブル【機械要素】 ,  ボールねじ ,  *転がり摩擦 ,  *レオロジー ,  *ニューラルネットワーク ,  速度依存性 ,  ヒステリシス ,  シミュレータ ,  システム同定 ,  パラメータ推定 ,  位置決め ,  ばね ,  応答特性
準シソーラス用語： *転がり案内 ,  摩擦モデル ,  *パラメータ同定 ,  摩擦特性 ,  非線形ばね

分類 (2件)： 軸受  (QB01020W) ,  工作機械要素,ジグ,チャック  (QC01020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： レオロジー ,  転がり摩擦 ,  モデリング ,  ニューラルネットワーク ,  パラメータ同定