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J-GLOBAL ID：201002265363671914   整理番号：10A0981897

ゼオライト・モレキュラーシーブと修飾型活性アルミナのハイブリッド吸着剤-ユニオン昭和/UOP AZ-300吸着剤-

Union Showa/UOP Hybrid Adsorbent “AZ-300”

著者 (5件)： 石崎英司 (ユニオン昭和) ,  木村智也 (ユニオン昭和) ,  大満康弘 (ユニオン昭和) ,  藤原省悟 (ユニオン昭和) ,  SMITH David L. (UOP LLC)
資料名： ゼオライト  (Zeolite News Letters)
巻： 27  号： 3  ページ： 67-73  発行年： 2010年09月10日 
JST資料番号： L1799A  ISSN： 0918-7774  CODEN： ZEOREM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルカリ金属やアルカリ土類金属の酸化物,即ちNa₂O,CaO等を活性アルミナ表面に添加し表面特性を改良した修飾型活性アルミナは化学吸着により低濃度の酸性ガス不純物を除去するのに適しており,現在多くの石油精製・石油化学・化学工業の吸着プロセスに用いられている。一方,ゼオライト・モレキュラーシーブは極性分子に対して強い吸着力を持ち,また吸着孔サイズによる分子の選択吸着特性により,上記分野で幅広く使用されていることは周知である。これら2種類の特長のある吸着剤を一つの吸着剤粒子内に配合し,シナジー効果を持つ新しいハイブリッド吸着剤がAZ-300である。AZのAは活性アルミナ(Activated Alumina)またZはゼオライト・モレキュラーシーブ(Zeolite Molecular Sieve)の頭文字を採って命名されたが,AからZまでの種々の不純物を広範囲に一つの吸着剤で除去可能であることを同時に表したものである。(著者抄録)

シソーラス用語： *合成ゼオライト ,  分子ふるい ,  *アルミナ ,  化学修飾 ,  *吸着剤 ,  *複合材料 ,  協同現象 ,  化学吸着 ,  ホージャサイト ,  添加物効果 ,  アルカリ金属 ,  アルカリ土類金属 ,  表面改質 ,  結晶構造 ,  吸着熱 ,  反応性 ,  極性分子 ,  アルケン ,  ハイブリッド材料
準シソーラス用語： 協同効果

分類 (2件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (4件)： イソブテン ,  プロピレン ,  1-ヘキセン ,  1-ヘプテン

引用文献 (8件)：

• 高井康之, 門馬正明,“鹿島地区「分解オフガス高度回収統合精製技術開発」”, 化学経済7月号 (2006).
• 大本治康,“RING事業と今後のコンビナート連携のあり方について.”化学経済3月号 (2009).
• 松岡秀行,“プロピレン; 需給バランス緩和”, 化学経済3月臨時増刊号 (2009).
• Vladislav I. Kanazirev, US Patent US6, 632, 766 B2, October, 14(2003).
• J. D. Sherman,“Synthetic Zeolites and Other Microporous Oxide Molecular Sieves”, Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 96, 3471(1999).

タイトルに関連する用語 (4件)： 修飾 ,  活性アルミナ ,  吸着剤 ,  ユニオン