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J-GLOBAL ID：201002266076521290   整理番号：10A1156351

CUDAカーネルの性能を解析するための実行履歴生成ツール

A Log Generation Tool for Analyzing the Performance of CUDA Kernels

著者 (4件)： 神田裕士 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  奥山倫弘 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  伊野文彦 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  萩原兼一 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2010  号： 3  ページ： ROMBUNNO.HPC-126,NO.17  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿ではCUDA(Compute Unified Device Architecture)プログラムの性能を解析するための実行履歴の生成手法を提案する。この手法は,統計的な履歴ではなく命令実行のタイミングに着目した履歴を生成する。履歴生成においては,本来の実行状況を適切に反映した履歴を得るために,外乱の発生を抑える必要がある。そこで,CUDAプログラムに適した履歴生成手法を明らかにすべく,記録先のメモリやその参照パターン等に着目して,複数の手法を実装した。実験では8つのアプリケーションを対象に,各手法適用時の実行時間の増加率を評価した。結果,共有メモリを用いる手法は増加率のばらつきが大きいことや分岐を用いてメモリ参照量を削減するよりも全スレッドで書き出す手法が有効な場合が多いことなどが確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： マイクロプロセッサ ,  *専用プロセッサ ,  *プログラミング環境 ,  *性能分析 ,  経歴 ,  命令制御 ,  擾乱 ,  実装設計 ,  評価試験 ,  *マルチスレッド
準シソーラス用語： *CUDA ,  *GPU【専用プロセッサ】 ,  外乱 ,  実行履歴

分類 (3件)： 専用演算制御装置  (JC04030Y) ,  計算機システム開発  (JD02010R) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O)

タイトルに関連する用語 (5件)： CUDA ,  カーネル ,  解析 ,  実行履歴 ,  ツール