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J-GLOBAL ID:201002266152909813   整理番号:10A1454964

佐渡海盆東縁断層と2007年中越沖地震

著者 (3件):
資料名:
号: 33  ページ: 27-37  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: L2045A  ISSN: 0918-1024  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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等深線間隔20mの高精度海底地形図と,東京電力株式会社による音波探査記録とその地質構造解釈を組み合わせて,変動地形を明らかにするとともに,活断層の地下構造を解析した.その結果に基づいて,活断層の分布をより詳細に示すことによって,2007年中越沖地震に関わる断層構造を検討した。佐渡海盆東縁断層Aは,大地形境界の形成に関わる活断層であると推定さ,変動地形の連続性から断層の長さは50km以上に達すると見積もられる。2007年中越沖地震(M6.8)は,佐渡海盆東縁断層Aの南西半部が活動して発生した固有地震であった可能性も指摘される.一方,佐渡海盆東縁断層Bは,この断層Aから派生する低角の逆断層であり,これらの断層は地下数kmの深度でランプ-アンド-フラット構造を形成していると推定した.佐渡海盆東縁断層は複数の活動セグメントにわけることができないので,この地域で想定される地震規模は7.5程度以上となる.佐渡海盆東縁断層Aの連続性に関してはこれまで過小評価されてことから,活断層の認定や評価が適切に行われていなことが指摘される.
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分類 (2件):
分類
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海洋地質学  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (26件):
  • 原子力安全・保安院, 2009,「東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所 敷地・敷地周辺の地質・地質構造, 基準地震動Ss及び地震随伴事象の評価並びに基準地震動Ssに対する7号機の耐震安全性の評価に係る報告書」, 耐特委第14-1-1号,http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/taishintoku/taishintoku014/siryol-1.pdf, 2010年1月31日参照.
  • 原子力安全・保安院2008, 東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所 敷地・敷地周辺の地質・地質構造及び基準地震動の評価に係る報告書,(中間報告),http://www.nisa.meti.go.jp/00000004/giji/y0000000/08/1-2.pdf, 2010年1月31日参照.
  • 原子力安全委員会事務局, 2009,「F-B断層の評価について」, 原子力安全委員会地震動解析技術等作業会 (2009年2月23日), 参考資料第1号,http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/kaisekigijutu/kaisekigijutu12/ssiryol.pdf, 2010年1月31日参照.
  • Ikeda, Y., 1983, Thrust-front migration and its mechanism evolution of intraplate thrust fault systems, Bull. Dept. Geogr. Univ. of Tokyo, 15, 125-159.
  • 池田安隆・米倉伸之, 1979, San Fernando地震の断層モデルー断層面の折れまがりとその地学的意味一, 地震, 第2輯, 32, 477-489.
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