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J-GLOBAL ID:201002266162597763   整理番号:10A0581014

エンジニアリングポリマーのプラズマベースイオン注入

Plasma based ion implantation of engineering polymers
著者 (4件):
資料名:
巻: 204  号: 18-19  ページ: 2898-2908  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急速に発展する分野である,プラズマベースイオン注入(PBII)およびプラズマベースイオン注入・堆積(PBII&D)によるエンジニアリングポリマーの変性の概要を報告した。さらに,ポリアミド6(PA)とポリ(ビスフェノールA炭酸塩)(PC)の,窒素PBII処理によって,「実験計画」によるアプローチの適用性と有用性を示した。表面の機械的摩擦学的な性質の変化を,動的な深さ感受性ナノインデンテーションと多重ナノスクラッチ試験で追尾した。湿潤性,表面エネルギー,およびその成分の変化を接触角の研究で評価した。また,表面電気抵抗の変化も測定した。表面組成の変化は,両方のポリマーで,C-含有量の相対的な減少とN-含有量の増加を反映した。PAでは,ピーク形状の変化によって,アミド基が劣化し,イミン,プロトン化したアミン,およびウレタン状の部分が形成されたことを,また,PCでは,表面炭酸塩基の劣化によって,イミン,三級アミン,およびアミド状基が形成されたことが,それぞれ示唆された。両方のポリマーで,表面の親水性は増加し,表面の電気抵抗はかなり減少した。マルチパススクラッチ試験の際の体積減少は,元の試料の値V<sub>0</sub>を100%とした時には,PAとPCで,11%と59%に低下した。PAでは,若干のNの導入は耐アブレシブ摩耗に好影響を持っていたが,過量のNはこの効果を減少した。同様に,PCでは,総N-含有量の単なる増加では,耐摩耗性のなりの増加を達成することはできなかったが,三級アミン型Nの表面濃度を最大化すべきであった。後者は,施したフルエンスとフルエンス率との正の相関を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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表面処理  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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