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J-GLOBAL ID：201002266331312331   整理番号：10A0565055

2-プロパノールにおけるレーザ照射ZnOナノ粒子の光学的特性

Optical Properties of Laser-Irradiated ZnO Nanoparticles in 2-Propanol

著者 (7件)： TAKAHASHI Shoutarou (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  HASUIKE Yuhei (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  NOGUCHI Atsushi (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TSUGE Takeharu (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  ISHIKAWA Masamichi (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  ODAWARA Osamu (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  WADA Hiroyuki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 49  号： 5,Issue 1  ページ： 052602.1-052602.5  発行年： 2010年05月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機溶媒におけるZnOナノ粒子の光学的特性に及ぼすレーザ照射の効果を研究した。ZnOナノ粒子を,2-プロパノールにおける正規析出法を用いて合成した。作成後,未精製コロイド溶液である無反応反応物質を有する溶媒中のナノ粒子を照射すると,表面酸素欠陥の数に関係した緑色発光の低下を,そして,ZnOの結晶性に関係した紫外発光の増大を生じた。しかしながら,照射は,ナノ粒子直径を大きくは変えなかった。逆に,溶媒における生成(反応物質無し)ZnOナノ粒子の照射は,ZnOフォトルミネセンス強度を変えなかった。反応物質で分散させたZnOナノ粒子のレーザ照射が,ZnOナノ粒子上の表面欠陥の数を低減すると結論した。反応物質が無い場合には,溶媒中におけるZnOナノ粒子のレーザ照射は,表面欠陥濃度を修正もせず,結晶性を増大させもしなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  *ナノ粒子 ,  有機溶媒 ,  *レーザ照射 ,  結晶度 ,  発光 ,  *光ルミネセンス ,  発光スペクトル ,  脂肪族アルコール ,  酸素欠陥
準シソーラス用語： コロイド溶液

分類 (3件)： 酸化物薄膜  (BK14050P) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

物質索引 (1件)： 2-プロパノール

引用文献 (48件)：

• A. L. Efros and A. L. Efros: Soy. Phys. Semicond.16(1982)772.
• L. E. Brus: J. Chem. Phys.80(1984)4403.
• M. G. Bawendi, M. L. Steigerwald, and L. E. Brus: Annu. Rev. Phys. Chem.41(1990)477.
• A. P. Alivisatos: Science 271(1996)933.
• M. Nirmal and L. Brus: Ace. Chem. Res.32(1999)407.

タイトルに関連する用語 (4件)： 2-プロパノール ,  レーザ照射 ,  ZnOナノ粒子 ,  光学的特性