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J-GLOBAL ID：201002266444489688   整理番号：10A0521854

なぜ多くの塩のホフマイスター効果は蛋白質折畳を好むが,DNAヘリックス形成を好まないか

Why Hofmeister effects of many salts favor protein folding but not DNA helix formation

著者 (7件)： PEGRAM Laurel M. (Univ. Wisconsin-Madison, WI) ,  WENDORFF Timothy (Univ. Wisconsin-Madison, WI) ,  ERDMANN Robert (Univ. Wisconsin-Madison, WI) ,  SHKEL Irina (Univ. Wisconsin-Madison, WI) ,  BELLISSIMO Dana (Univ. Wisconsin-Madison, WI) ,  FELITSKY Daniel J. (Univ. Wisconsin-Madison, WI) ,  RECORD M. Thomas, Jr. (Univ. Wisconsin-Madison, WI)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 17  ページ： 7716-7721  発行年： 2010年04月27日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩は生体分子に対して特異的(ホフマイスター)と非特異的(クーロン力)効果を示す。炭化水素(C)接近可能表面積(ASA)からの塩排出及びアミド窒素(N)と酸素(O)ASAでの蓄積の定量化は,異なるホフマイスター効果を予測する。今回,lacレプレッサーの単量体DNA結合ドメイン(lacDBD)の折畳とオリゴマーDNA二本鎖形成に対する塩効果を定量化した。この予測と一致し,検討した塩はDNA二本鎖形成に対する安定したホフマイスター効果を示さなかった。モデル化合物データのASAに基づく解析及び蛋白質折畳とDNAヘリックス形成に埋没する表面積の推定は,これらの過程に対するホフマイスター効果を予測した。クーロン力効果とホフマイスター効果の新規分離から得た予測値と実験値間の半定量的から定量的一致を観察した。塩依存性非折畳集合と他の表面タイプとの相互作用を含む変移について考察した。

シソーラス用語： *塩効果 ,  DNA【核酸】 ,  *ヘリックス構造 ,  単量体 ,  DNA結合タンパク質 ,  結合部位 ,  *折畳み構造 ,  オリゴマ ,  応力 ,  モデル化合物 ,  リプレッサー ,  Coulomb応力 ,  DNA結合ドメイン ,  タンパク質折畳み ,  二本鎖DNA ,  *Hofmeister効果
準シソーラス用語： *ホフマイスター効果

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 塩 ,  ホフマイスター効果 ,  蛋白質折畳 ,  DNA ,  ヘリックス