抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自然界に存在する多くの生物は,柔軟で微細な構造を持ち,摩擦制御や粘着制御,衝撃吸収,発色のようなマクロ機能を実現している。一例として,ヤモリの足先には微細毛が存在しこれが高い粘着力を実現している。テントウムシは吸盤状と針状の構造体を持ち,特殊な分泌液により摩擦を制御している。近年このような観点からマイクロ歩行ロボットの接地面構造の研究が進められている。微細ゴム4脚構造体の考案,歩行原理,FEMによる解析,型製作とゴム成形,性能評価実験等,微細ゴム4脚構造体による受動歩行について説明する。4脚構造体の多脚シート化,歩行原理,FEMによる歩行解析等120脚ラバーシートに言及する。歩行動作実験結果を示す。