文献

J-GLOBAL ID：201002267405301988   整理番号：10A0790043

電界計測を基盤とする非破壊評価手法の適用と展開 インピーダンス法を用いた石油タンク内面コーティングの劣化評価

著者 (4件)： 伊藤大輔 (横浜国大 大学院工学研究院) ,  岡崎慎司 (横浜国大 大学院工学研究院) ,  岩田克己 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構) ,  土田智彦 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
資料名： 非破壊検査  (Journal of JSNDI)
巻： 59  号： 5  ページ： 209-213  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： G0027A  ISSN： 0367-5866  CODEN： HIHKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本文では,電界計測を基盤とする非破壊評価手法の適用と展開の一環として,JOGMEC委託研究「陸上タンクに係る戦略的操業管理に関する技術検討(フェーズ1)報告書」に基づいて,インピーダンス法を用いた石油タンク内面コーティングの劣化評価を解説した。まず,コーティングの定量的劣化評価手法について,解決すべき課題,インピーダンス測定による新しい等価回路モデルを導入した劣化評価を紹介した。ついで,劣化加速試験によるコーティング劣化評価に関して,試験体の作製方法とその仕様,分布定数系回路素子(CPE)を決定するパラメータの1つであるT値の比較による劣化挙動の追跡を説明した。つづいて,石油タンク内面コーティングに関する定量的劣化評価の考え方に関して,コーティングの定量的劣化診断基準を紹介した。最後に,今後の課題を示した。

シソーラス用語： *非破壊検査 ,  電界強度計 ,  インピーダンス ,  *油タンク ,  被覆 ,  *劣化 ,  定量的分析 ,  技術展望 ,  等価回路 ,  加速試験 ,  試験

分類 (3件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  その他の特殊構造物  (RA05020W) ,  陸地貯蔵  (UA11050J)

引用文献 (14件)：

• VAN DER WEIJDE, H. Organic Coating for Corrosion Control. ACS. 1998, 45
• RAMMELT, U. On the applicability of a constant phase element (CPE) to the estimation of roughness of solid metal electrodes. Electrochimica Acta. 1990, 35, 6, 1045-1049
• KUZIN, B. L. Russian J. of Electrochem. 1997, 33, 5, 527-530
• SAGUES, A. A. The time-domain response of a corroding system with constant phase angle interfacial component : Application to steel in concrete. Corrosion Science. 1995, 37, 7, 1097-1113
• VAN DER WEIJDE, H. International workshop on application of electrochemical techniques to organic coatings. Progress in Organic Coatings, 2000. 2000, 39, 3-5

タイトルに関連する用語 (8件)： 電界計測 ,  基盤 ,  評価手法 ,  展開 ,  インピーダンス法 ,  石油タンク ,  内面コーティング ,  評価