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J-GLOBAL ID:201002268336545213   整理番号:10A1070849

Li+イオン伝導性ガラスセラミックスと炭酸塩を組み合わせたセンサの溶存CO2に対する応答

DISSOLVED CO2 SENSING PROPERTIES OF ELECTROCHEMICAL SENSOR USING COMBINATION OF Li+ ION CONDUCTIVE GLASS CERAMICS AND METAL CARBONATE
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号: Supplement B  ページ: 64-66  発行年: 2010年09月02日 
JST資料番号: L3948A  CODEN: KAGSEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,室温でLi+イオン伝導性を示すLi3Zr2Si2PO12ガラスセラミックスと炭酸塩を組み合わせた起電力検出型の素子を作製し,CO2ガス及びpHや溶存CO2に対するセンサ応答を調べた。また,これまでの研究で用いた素子ではpH変化にも応答することから,その影響を防ぐための素子構造の検討も行った。測定したpH6.1~7.1の範囲は今回の研究で溶存CO2濃度を変化させた際に変化するpHとほぼ同じ範囲である。素子AではpH変化に対して一50mV/pH(n=1.2)の応答を示したが,素子Bではほとんど応答を示さなかった。素子BのCO2ガスに対する応答を確認したところ,CO2濃度4~23%の範囲内でNernst式に従う良好な直線性(n=2.9)を示した。素子Bの構造でアルブミン-グルタレアルデヒド架橋膜無しの素子では,同じ濃度範囲でn=2.0のNernst応答を示していたことから,アルブミン-グルタルアルデヒド架橋膜の存在がCO2ガス応答に対して若干影響する事も分かった。
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分類 (3件):
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計測機器一般  ,  化学プロセスの測定,監視,計装  ,  セラミック・磁器の性質 
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