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J-GLOBAL ID:201002268440784513   整理番号:10A0515064

N-アセチルシステインはA549細胞においてSp1減少救済を介してクルクミン仲介テロメラーゼ阻害を軽減する

N-acetyl cysteine mitigates curcumin-mediated telomerase inhibition through rescuing of Sp1 reduction in A549 cells
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巻: 688  号: 1-2  ページ: 72-77  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クルクミンは抗癌薬剤としての可能性から広く調べられている天然化合物である。クルクミンは癌細胞進行をテロメラーゼ活性抑制を介して阻害する。しかし,その正確な機構は未だ分かっていない。本研究において著者等は,細胞生存およびテロメラーゼ活性に対するクルクミンの影響が活性酸素種(ROS)阻害剤N-アセチルシステイン(NAC)によって弱められることを示した。A549細胞において,クルクミンによってROSが誘導されることをフローサイトメトリーで検出した。また,ウエスタンブロット法およびRT-PCRを使い,クルクミンが存在するとヒトのテロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)が減少することも分かった。Sp1はhTERT発現における重要な転写因子の一つである。著者等の結果は,クルクミンはSp1発現をプロテアソーム経路を介して減少させることを示した。更に,NACはクルクミンによるSp1減少とhTERTダウンレギュレーションを軽減した。また,レポーター解析とDNA親和沈殿分析によってhTERT調節におけるSp1に対するクルクミンの影響を確認した。これは,クルクミンがROS産生を誘導し,その結果,Sp1結合活性阻害とhTERTダウンレギュレーションを起こすことをはじめて示した研究である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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