抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レスキューロボットは災害救助のための高い潜在能力を有するが,そのユーザビリティ(人間が目的を達成をシステムがいかにうまくあるいは容易にサポートできるか)により有効性が阻害され採用を鈍化させているかもしれない。本稿では,アメリカにおける5つの事件において,9台の地上ロボットのユーザビリティの障害を概説する。ナビゲーションとミッションという2種類のユーザビリティを確認する。ナビゲーションのユーザビリティは移動機能の不足や制御のための検出機能の不足のため妨げられて展開できなくなり,6件は望み通りにはロボットが進むことができなかった。ミッションのユーザビリティは仲介作用,不備のあるセンサシステム,貧弱な設計のディスプレイのため抑制される。この結果,ある事件ではロボットが気がつかない形跡をすり抜けていき正しい領域と見ることになるが,他の事件において犠牲者を見ることができないことになった。追加の固有受容性および外受容性センサ,増強された自律性,マルチモーダルディスプレイを含めた潜在的な解決法を検討する。(翻訳著者抄録)