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J-GLOBAL ID:201002269275008933   整理番号:10A0672746

シリカ/水溶液界面でのスピロピラン修飾陽イオン界面活性剤の吸着特性

Adsorption Characteristics of Spiropyran-Modified Cationic Surfactants at the Silica/Aqueous Solution Interface
著者 (5件):
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巻: 26  号: 12  ページ: 9283-9288  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スピロピラン誘導体は光感受性化合物として広く用いられている。本研究ではスピロピラン修飾陽イオン界面活性剤,1′(6-トリメチルアンモニオヘキシル)-3′3′-ジメチル-6-ニトロスピロ-(2H-1-ベンゾピラン-2,2′-インドリン)ブロミド(SP-Me-6),を合成し,シリカ表面への吸着特性について調べた。SP-Me-6水溶液に可視光(λ>420nm)を照射するとメロシアニン(MC)型からスピロ(SP)型に転換し,SP型を暗中で放置しておくとMC型に戻る。シリカコロイド粒子表面へのSP-Me-6(MC型とSP型の混合物)の吸着等温式を調べ,疎水性の強いSP型の方が両性イオン型のMC型より吸着量は大きいことが分かった。その場原子間力顕微鏡観測により,MC型の場合は吸着等温式が平坦になる領域で円盤様あるいは扁平な球体の表面凝集体を生成し,SP型の場合はその疎水性/会合的性質のため,より大きな表面凝集体が生成することを示した。また,この疎水性/会合的性質の異なる2種類の異性体の吸着によりシリカコロイド溶液の分散安定性も変化し,したがって,光によりその制御が可能であることを示した。
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ピランの縮合誘導体  ,  光化学反応  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  コロイド化学一般 

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