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J-GLOBAL ID:201002269613323548   整理番号:10A0450791

Campylobacter jejuni菌株81-176の生存,ストレスを受けたおよび死滅細胞の定量分析

Quantitative analysis of viable, stressed and dead cells of Campylobacter jejuni strain 81-176
著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 439-446  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Campylobacter jejuniは,重要な食物由来の腸管病原菌であり環境ストレスに高度に鋭敏である。調査によれば,C.jejuni細胞がストレスに曝されると培養性,細胞形態および生存性に変化が生じることが明らかとなっている。本研究では,リアルタイムPCR法とエチジウムモノアジド(EMA)を組み合せたリアルタイムPCR法(EMA-PCR),bacLight(商標)微生物生存染色法,寒天平板菌数測定法を使用して,生存,ストレスを受けたおよび死滅したC.jejuni菌株81-176を定量的に分析した。リアルタイムPCR分析が,異なる増殖期のC.jejuniの培養の全ゲノムコピーの高度に鋭敏かつ特異的な定量を与える。また,本結果は,リアルタイムPCR法が細胞溶解の指標として,リン酸緩衝生理食塩水(PBS)へのCampylobacterゲノム放出の直接定量に使用可能であることを明らかにする。EMR-PCR法を使用して,我々は生存細胞対死滅細胞の鑑別のための3log以上のダイナミックレンジを得た。好気的,貧栄養の条件下,25°C1週間インキュベーションしストレスを受けた細胞の生存能および形態学的な特性を検討した。結果は,ストレスを受けた細胞の99%以上がらせん状から球菌様の形態に変わり非培養性となることを示した。しかし,球菌様の細胞の96%以上は,BacLight染色法およびEMA-PCR分析の両法により示唆されるように細胞膜の完全性を保持した。このように,ストレス条件下のC.jejuniを検出するためには,EMR-PCR法またはBacLight染色法と組み合せた伝統的な培養方法がより適切なアプローチかもしれない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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