文献

J-GLOBAL ID：201002269658839510   整理番号：10A0766390

小惑星探査ミッション「はやぶさ」の成果と今後の小天体探査計画

The Results of Asteroid Exploration Mission ′′Hayabusa′′ and Future Mission Plans to Small Solar System Bodies

著者 (1件)： 吉川真 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 92(SANE2010 14-52)  ページ： 37-42  発行年： 2010年06月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小惑星や彗星といった太陽系小天体は,太陽系や生命の起源・進化を調べる上で重要な天体である。小惑星探査ミッション「はやぶさ」は,小惑星からその表面物質を持ち帰るという世界初の小惑星サンプルリターンミッションである。地球に戻ってくるのは2010年6月13日の予定であるが,これまでの探査で大きさが500m程度の微小な小惑星イトカワについて多くのデータを得ており,惑星科学に新しい知見をもたらした。現在(2010年5月),我々は「はやぶさ」の最後の運用を進めるとともに,「はやぶさ」後継機の検討も進めている。「はやぶさ」後継機では,イトカワとは別のタイプの小天体の探査を行い,太陽系への理解を更に進展させたい。(著者抄録)

シソーラス用語： 小惑星 ,  *惑星探査 ,  太陽系
準シソーラス用語： *サンプルリターン ,  *はやぶさ【人工衛星】 ,  *小惑星探査機

分類 (1件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 惑星探査 ,  ミッション ,  はやぶさ ,  成果 ,  小天体 ,  探査 ,  計画