抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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サッカーグラウンドに施工されるタフテッドロングパイル人工芝に適用できる厚さ測定方法について検討するとともに静的荷重による厚さ減少ならびに除重後のパイル回復挙動を調べ,測定方法の妥当性を検証した。JISの繊維製床敷物試験方法に規定の厚さ測定器をベースにタフテッドロングパイル人工芝用厚さ計測器を作製した。ISOに規定の長時間,重荷重による厚さ減少試験機を改良し,タフテッドロングパイル人工芝用静的荷重試験機を試作した。ポリエチレン製のタフテッドロングパイル人工芝を比較したところ単位面積当たりのパイル質量やパイル本数の多い試料が静的荷重に対する厚さ回復性は良好であった。パイル素材としてはナイロン製の試料の方が除重後の初期回復速度は速かった。タフテッドロングパイル人工芝の静的荷重に対する厚さは,指数関数的に回復するが,除重後24時間経過しても歪みが残存した。全ての試料で極めて良好な近似結果が得られ,このモデルが適用できることがわかった。