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J-GLOBAL ID:201002270074557651   整理番号:10A0268907

キャピラリー電気泳動法を用いる金属イオンの超高感度検出法の全体設計

著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 8-13  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: L6804A  CODEN: MFAOB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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金属イオン計測で多くの方法が開発されたが,本報では簡便,低エネルギー,マトリックス耐性などの利点を持つ分離分析法の低感度を克服する金属イオン分離分析システムを分子設計や化学反応集積により設計した高感度キャピラリー電気泳動(CE)法を述べた。解離反応動力学,蛍光特性,分離特性を考慮し化学システムを設計した。吸光/蛍光検出では金属イオンを有機配位子で錯形成し用いるのが一般的で,誘導体化配位子は重要である。新規配位子を設計するため,配位構造や,結合部と発光部間距離を制御した。発光部を持つ多座配位子を取上げた。4座配位子(ポリアミノカルボン酸)を使うAl3+,Ga3+の分離検出例,ポリアミノカルボン酸と三次元錯体生成試薬(炭酸イオン,イミノジ酢酸,クエン酸)の多座配位子を使うLn3+例などを示した。キャピラリー上で効果的にマトリックス錯体の移動度を変える動的三元錯体生成を利用し,高分解能による金属錯体の相互分離を実現した。この分離モードは,中心金属イオンの第一配位球においてラベル化機能と分離機能の両方が関与する概念に基づく。CEにおける重金属イオンと常磁性イオンの直接蛍光検出を初めて実現した。一般的CEシステムを著しく改善した検出限界は10-10~10-11mol・cm-3だった。
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分類 (3件):
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電気泳動分析  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  配位化合物一般 
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