文献
J-GLOBAL ID:201002270667612047   整理番号:10A0779100

黒色のロイコ-顕色剤系の安定化メカニズムとその結晶構造からみた着色強度

Stabilization Mechanism of a Black Leuco-Developer System and Its Tinctorial Strength as Viewed from the Crystal Structure
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 020502-1-020502-4  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: D0429B  ISSN: 1062-3701  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
BPS(2-[(4-ヒドロキシフェニル)スルホニル]-フェノール)の構造解析がBPS自身の熱安定性と,黒色発色のロイコ染料系である6′-(ジエチルアミノ)-3′-メチル-2′-(フェニルアミノ)-スピロ[イソベンゾフラン-1(3H),9′-[9H]-キサンテン]-3-オン(ODB)/BPS系の熱安定化メカニズム解析のために行なわれた。BPSの結晶形はp21/cスペースグループである。1分子が水素結合(-OH)により4分子と結合し,2次元のネットワークを構成しており,よって熱安定性が高い。一方,ODB/BPS系はBPSの水素結合の1分子がODB/BPSを形成し,残りの3分子は依然として2次元ネットワークを維持する。即ち,ロイコ染料分子もBPSのネットワークに組み入れられ,ODB/BPS系の熱安定性が高くなる。着色強度と同様に,スピンコートODB/BPS系における発色強度は飽和値の70%に抑制される。これはODB分子の残さに起因すると考えられ,残さのラクトン環が立体障害のためにまだ閉じているためと考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
染料  ,  芳香族化合物の結晶構造 
物質索引 (2件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る