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J-GLOBAL ID：201002270679862286   整理番号：10A0514787

モデル系として免疫グロブリンGを用いた糖タンパクに対する安定同位体支援NMR法

Stable-isotope-assisted NMR approaches to glycoproteins using immunoglobulin G as a model system

著者 (6件)： KATO Koichi (Inst. for Molecular Sci. and Okazaki Inst. for Integrative Bioscience, National Institutes of Natural Sciences, 5-1 ...) ,  KATO Koichi (Dep. of Structural Biology and Biomolecular Engineering, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Nagoya City ...) ,  KATO Koichi (The Glycoscience Inst., Ochanomizu Univ., 2-1-1 Ohtsuka, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8610, JPN) ,  KATO Koichi (GLYENCE Co., Ltd., 2-22-8 Chikusa, Chikusa-ku, Nagoya 464-0858, JPN) ,  YAMAGUCHI Yoshiki (Structural Glycobiology Team, Systems Glycobiology Res. Group, Chemical Biology Dep., RIKEN, Advanced Sci. Inst. ...) ,  ARATA Yoji (NMR Unit, Yarai #9, Shinjuku-ku, Tokyo 162-0805, JPN)
資料名： Progress in Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy  (Progress in Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy)
巻： 56  号： 4  ページ： 346-359  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： H0447B  ISSN： 0079-6565  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IgG分子によって表現されるエフェクター機能に関係する分子的機構を解明するために,巨大な糖タンパク質を扱うためのNMR法が開発されてきた。モデル系としてのIgG-Fc用に開発された安定同位体支援NMRによって構造的糖質生物学研究の一般的戦略が具現化している。IgGの基本構造について説明し,IgG-FcのN-糖鎖形成について述べた。糖型に依存するエフェクター機能に対するNMRを用いた研究報告についても詳細に検討した。最初に,糖型の同定に関して概説し,IgG糖タンパク質の同位体ラベリングについて,量産車,代謝ラベリング(一様ラベリング,アミノ酸選択ラベリング,グリカン選択的ラベリング,ピーク分類法),およびグリカンのインビトロ・ラベリングの各項について説明した。さらに,グリカンの局所構造とダイナミクスについて述べた。Fcグリカンのアガラクトシレーションについても述べた。

シソーラス用語： *免疫グロブリンG ,  *糖タンパク質 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  安定同位体 ,  エフェクタ ,  *標識法 ,  グリコシド ,  多糖類 ,  構造 ,  動力学
準シソーラス用語： *IgG ,  グリカン ,  局所構造 ,  *同位体標識

分類 (1件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： モデル ,  免疫グロブリンG ,  糖タンパク ,  安定同位体 ,  支援 ,  NMR