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J-GLOBAL ID：201002270695563213   整理番号：10A1337778

BIM概念に基づく最適建築設計支援システムの開発

DEVELOPMENT OF OPTIMAL DESIGN AID SYSTEM BASED ON BUILDING INFORMATION MODELING

著者 (3件)： DIAO Yunting (東京大学大学院工学系研究科) ,  加藤信介 (東京大学生産技術研究所) ,  樋山恭助 (東京大学生産技術研究所)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 34  ページ： 1065-1068 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年のBIM技術の急速な発展に伴い,建築設計への導入の検討が始まった。BIM技術の発展は,環境シミュレーションの普及を促進する活路となる事も期待される。本報では,環境シミュレーションを自動的に連成する環境計画対応型のBIM技術を提案する。先ず,第一段階として,基本設計の単室モデルにおける開口部(窓)形状の多目的最適化を検討した。評価関数は,温熱環境,空気環境,光環境,及び音環境であり,近傍培養型遺伝的アルゴリズム(NCGA)を用いて最適化の解析を行った。パレート解から最適解を選出するため,目的関数に同じ重視度を掛けたので,ケースによっては収束しない事があった。今後は実務における評価関数の設定,必要なデータの検討が必要である。

シソーラス用語： *最適化 ,  *情報 ,  建築設計 ,  *CAD【計算機】 ,  環境シミュレーション ,  基本設計 ,  開口部 ,  評価関数 ,  概念設計 ,  温熱環境 ,  環境 ,  音環境 ,  室内空気質 ,  目的関数 ,  多目的最適化 ,  光環境 ,  *ビルディング・インフォメーション・モデリング ,  *改変 ,  性質
準シソーラス用語： *BIM【建築】 ,  *設計支援システム

分類 (1件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (9件)：

• 1) 大野茂ら:⌈設計プロセスの階層構造を考慮した最適空調設計支援システム その1 最適空調設計支援システムの概要⌋, 空気調和·衛生工学会学術講演解講演論文集, pp.509-512, 2002
• 2) 金泰延、加藤信介、村上周三:⌈CFD連成解析を用いた室内温熱環境の最適設計システムの開発 第1報 最適設計手法の原型作成とその応用⌋, 空気調和·衛生工学論文集(90), pp.85-92, 2002.1
• 3) 菅健太郎、加藤信介:⌈多目的遺伝的アルゴリズムによる室内温熱·光環境の最適化 その1 設計における意思決定支援システムの開発⌋, 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp.1035-1036, 2003.7
• 4) ⌈IFCとは⌋(一般社団法人IAI日本)、http://www.iai-japan.jp/ mission/whats_ifc.html、アクセス日時:2010.02.16 21:00
• 5) 北野 宏明⌈遺伝的アルゴリズム』産業図書、1993.06

タイトルに関連する用語 (5件)： Bim ,  概念 ,  建築 ,  設計支援システム ,  開発