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J-GLOBAL ID:201002271091263927   整理番号:10A0676271

イトウ(Hucho perryi)における新規な不完全型ビテロゲニン蛋白質(VgC)の精製と特性化

Purification and characterization of a novel incomplete-type vitellogenin protein (VgC) in Sakhalin taimen (Hucho perryi)
著者 (6件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 41-48  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新規な不完全型ビテロゲニン蛋白質(VgC)及びVgC由来の卵黄リポビテリン(LvC)を,ボラ(Mugil cephalus)のLvCに対するサブタイプ特異的抗血清を用いて,イトウ(Hucho perryi)の雌性血清及び卵子抽出物において各々免疫学的に検出した。イトウVgCを,ゲル濾過,アニオン交換,及び免疫吸着剤カラムクロマトグラフィーを組合わせて,卵黄形成雌性の血清から精製した。精製VgCのゲル濾過により,VgCが~380kDaの見掛けの天然分子量を持ち,一方,SDS-PAGE後に出現したVgCポリペプチドの分子量は~140kDaであると推定された。抗血清を精製VgCに対して生じさせ,VgCに対するサブタイプ特異的イムノアッセイの開発に利用した。雌性イトウの血清中のVgCレベルは,GSIの上昇につれて25μg/mLから~1μg/mLに上昇した。完全型VgC及びエストラジオール-17β(E2)のレベルは,E2を投与した稚魚イトウの血清中で上昇し,卵黄形成雌性に見出したレベルに類似したピークレベルに達した。VgCはE2を投与したイトウの血清において誘導されたが,雌性において得たレベルよりも低いレベル(35.5~73μg/mL)に留まった。これは,サケ類種における血清VgC及び卵黄LvCの存在の最初の報告である。これらの発見から,イトウに対して,他の高度に進化した硬骨魚類と同様に,Vgのこのマイナーなサブタイプが卵黄の形成に重要であることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  生殖器官 
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