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J-GLOBAL ID：201002271537017828   整理番号：10A1542733

ニトロキシド置換ニトロニルニトロキシドおよびイミノニトロキシド

Nitroxide-Substituted Nitronyl Nitroxide and Iminonitroxide

著者 (8件)： SUZUKI Shuichi (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  FURUI Takanori (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  KURATSU Masato (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  KOZAKI Masatoshi (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  SHIOMI Daisuke (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  SATO Kazunobu (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  TAKUI Takeji (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  OKADA Keiji (Osaka City Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 45  ページ： 15908-15910  発行年： 2010年11月17日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニトロキシド置換基をもつニトロニルニトロキシド(NN)とイミノニトロキシド(IN)を合成し特性化した。ジラジカルであるNNは,2-リチオ(ニトロニル)ニトロキシドを2-メチル-2-ニトロソプロパンに求核付加し,その後酸化鉛(IV)で酸化して得た。NNを亜硝酸で処理するとINが生成する。これらはトリメチレンメタンの等電子構造を持つが,ラジカルサイトが近接しているにもかかわらず室温で空中においても安定である。大きな強磁性相互作用を持ち,NNはJ/K_B=+390K(H=-2JS_1/2・S_1/2)で,INはJ/K_B≒+550Kを示した。昇華による精製も簡単で,磁気金属配位子としての応用が期待される。

シソーラス用語： *ニトロキシド ,  化学合成 ,  *ニトロン ,  窒素複素環化合物 ,  ラジカル
準シソーラス用語： イミダゾリン誘導体 ,  ジラジカル ,  *ニトロニルニトロキシド

分類 (1件)： イミダゾール  (CF07083X)

物質索引 (2件)： [オキシ(tert-ブチルイミノ)[(3-オキシラト-4,4,5,5-テトラメチル-2-イミダゾリン-3-イウム)-2,1-ジイル]オキシ]ラジカル ,  [オキシ(tert-ブチルイミノ)(4,4,5,5-テトラメチル-2-イミダゾリン-2,1-ジイル)オキシ]ラジカル

タイトルに関連する用語 (3件)： ニトロキシド ,  置換 ,  ニトロニルニトロキシド