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J-GLOBAL ID：201002271645033732   整理番号：10A0743537

免疫グロブリン様受容体のアレルギン1は免疫グロブリンE仲介の即時感受性亢進反応を抑制する

An immunoglobulin-like receptor, Allergin-1, inhibits immunoglobulin E-mediated immediate hypersensitivity reactions

著者 (9件)： HITOMI Kaori (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  TAHARA-HANAOKA Satoko (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  SOMEYA Satoru (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  FUJIKI Akira (Tsukuba Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  TADA Hideaki (Tsukuba Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  SUGIYAMA Tetsuya (Tsukuba Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  SHIBAYAMA Shiro (Tsukuba Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  SHIBUYA Kazuko (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  SHIBUYA Akira (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN)
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 11  号： 7  ページ： 601-607  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アナフィラキシーに関連する肥満細胞活性化の機序を検討した。免疫受容体チロシンベース阻害性モチーフ(ITIM)様ドメインを含む免疫グロブリン様受容体であるアレルギン1を同定した。アレルギン1はマクロファージ,好中球,樹状細胞に発現し,肥満細胞には優先的に発現していた。アレルギン1はヒトでもマウスでも,PECAM1と同様に単一遺伝子がコードしていた。マウスアレルギン1はチロシンホスファターゼのSHP1およびSHP2とイノシトールホスファターゼSHIPを動員した。また骨髄由来肥満細胞のFcεRI仲介脱顆粒を阻害した。マウスアレルギン1は受動的全身性及び皮膚アナフィラキシーを抑制した。

シソーラス用語： *アナフィラキシー ,  *タンパク質 ,  ノックアウトマウス ,  ヒト ,  肥満細胞 ,  細胞質型チロシンホスファターゼ ,  Fcε受容体 ,  脱顆粒 ,  皮膚反応 ,  ITIM ,  SHP1 ,  SHP2 ,  Fcε受容体I ,  実験動物 ,  マウス
準シソーラス用語： FcεRI ,  SHIP ,  *アレルギン1 ,  受身皮膚アナフィラキシー ,  全身性アナフィラキシー

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 免疫グロブリン ,  受容体 ,  アレルギン ,  免疫グロブリンE ,  仲介 ,  感受性亢進