抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,飽和プール沸騰において大伝熱面積の高熱流束除去を目的とし,伝熱面上にハニカム多孔質体を設置するだけというシンプルな冷却手法を提案している。本報では大気圧下の水に関して,特にハニカム多孔質体の蒸気排出穴の大きさ(セル幅)に着目し実験的に検討を行った。その結果,以下のことが明らかとなった。(1)限界熱流束を向上させるための主なメカニズムには,1)毛管力による液体供給効果と2)セル内へ液体が直接流入する効果があり,その割合は,セル幅に依存する。(2)セル幅d
vを1.4mm~7.9mm,ハニカム厚さδ
hを1.2~10mmと変化させた場合,限界熱流東は,いずれのセル幅d
vの場合でも最大2MW/m
2以上となり,そのときの過熱度は約50Kである。(著者抄録)