文献

J-GLOBAL ID：201002271967065753   整理番号：10A0177126

平行導線上の超低姿勢逆Lアンテナ

Ultra Low Profile Inverted L Antenna on Parallel Wires

著者 (2件)： 田口光雄 (長崎大 工) ,  荒木翼 (長崎大 工)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 34  号： 3(BCT2010 1-23)  ページ： 9-12  発行年： 2010年01月28日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 航空通信システム基地局用アレイアンテナの素子アンテナとして,長方形導体板上の超低姿勢逆Lアンテナにおいて導体板を平行導線で置き換えたアンテナを提案し,数値解析している。1030MHz帯,1090MHz帯の両周波数で利用出来るように,アンテナの形状を設計した。長さ138mm(中心周波数1060MHzで0.49波長)の3本の平行導線を間隔35mm(0.124波長)で配置し,中央の導線上に高さ9mmの不平衡給電逆Lアンテナを置くとき,リターンロス特性10dB以上となる周波数帯域幅6.13%,指向性利得3.99dBiを得た。3本の平行導線は,逆Lアンテナの基部でお互いに接続している。数値解析には,モーメント法に基づく電磁界シミュレータWIPL-Dを用いている。(著者抄録)

シソーラス用語： *アンテナ ,  基地局 ,  設計 ,  周波数 ,  給電アンテナ ,  帯域幅 ,  *数値解析 ,  モーメント ,  *シミュレータ
準シソーラス用語： *逆Lアンテナ ,  形状設計 ,  中心周波数 ,  *電磁界シミュレータ

分類 (3件)： アンテナ  (ND06000M) ,  数値計算  (JE02000J) ,  電磁気学一般  (BD01020N)

引用文献 (5件)：

• THUMVICHIT, A. Radiation characteristics of a horizontal dipole antenna near a conductor plane. 2003年信学ソ大, Sept. 2003
• THUMVICHIT, A. Characteristics verification of a half-wave dipole very close to a conducting plane with excellent impedance matching. IEEE Trans. on Antennas and Propagate. 2007, 55, 1, 53-58
• 山下徹也. 有限導体板上の超低姿勢逆Lアンテナ. 2009年信学ソ大, Sept. 2009
• YAMASHITA, T. Ultra low profile inverted L antenna on a finite conducting plane. Proc. on 2009 ISAP, Bangkok, Oct. 2009, 361-365
• http://www.wipl-d.com/

タイトルに関連する用語 (3件)： 導線 ,  姿勢 ,  逆Lアンテナ