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J-GLOBAL ID：201002272053731832   整理番号：10A0534924

ロジスティック回帰モデルを用いた災害発生危険度の活用に関する研究

Study on the use of disaster hazard with a logistic regression model

著者 (7件)： 篠崎嗣浩 (大日本コンサルタント) ,  芦田悠輔 (エイトコンサルタント) ,  PARK Dong Jun (釜慶大 数理科学) ,  YOON Min (釜慶大 数理科学) ,  YUN Yeboon (関西大 環境都市工) ,  大石博之 (西日本技術開発) ,  古川浩平 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 63  号： 1  ページ： 14-21  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来,土砂災害の予測には非線形CL(土砂災害発生限界雨量線)を設定する手法が用いられる。しかし,この手法はRBFネットワーク手法で統計解析を行い,直接的な災害発生確率ではないRBFN出力値でCLを設定するため,実際の警戒避難の意思決定に違いが生じることがある。本研究では,土石流やがけ崩れの多い2地点の災害データに基づき,ロジスティック回路による災害発生確率を用いた危険度評価法について検討した。その結果,災害発生確率50%のロジスティック回帰線をCLとすると従来と同等の的中率が得られること,CL超過の1時間前の雨量を適用することで予測雨量に頼らない避難情報の発信ができることなどが明らかになった。

シソーラス用語： 回帰モデル ,  *土砂災害 ,  動径基底関数ネットワーク ,  統計解析 ,  *確率論的リスク評価 ,  降雨量 ,  *避難 ,  山口県
準シソーラス用語： ロジスティック回帰モデル ,  RBFネットワーク ,  *確率的危険度評価 ,  *警戒避難

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (9件)：

• 土砂災害警戒避難ガイドライン検討委員会 (第1回) 説明資料, 2007. 2007, 4
• 建設省河川局砂防部. 土石流災害に関する警報の発令と避難指示のための降雨量設定指針 (案). 1984
• 国土交通省河川局砂防部. 国土交通省河川局砂防部と気象庁予報部の連携による土砂災害警戒避難基準雨量の設定手法 (案). 2005
• 倉本和正. 急傾斜地における斜面要因を考慮したがけ崩れ発生限界雨量線の設定手法に関する研究. 土木学会論文集. 2000, No.658/VI-48, 207-220
• 倉本和正. RBFネットワークを用いた非線形がけ崩れ発生限界雨量線の設定に関する研究. 土木学会論文集. 2001, No.672/VI-50, 117-132

タイトルに関連する用語 (5件)： ロジスティック回帰モデル ,  災害 ,  危険度 ,  活用 ,  研究