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J-GLOBAL ID：201002272089078132   整理番号：10A1753554

可食性フィルムに適用した低エネルギー乳化法によるナノ乳濁液作成

Nanoemulsions Prepared by a Low-Energy Emulsification Method Applied to Edible Films

著者 (5件)： BILBAO-SAINZ Cristina (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA) ,  AVENA-BUSTILLOS Roberto J. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA) ,  WOOD Delilah F. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA) ,  WILLIAMS Tina G. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA) ,  MCHUGH Tara H. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 22  ページ： 11932-11938  発行年： 2010年11月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,異なる攪拌速度でカタストロフ相逆転(CPI)により生じた油滴サイズに及ぼす界面活性剤(Tween60)濃度の影響を評価した。CPI乳化により作成したナノ乳濁液の平均粒子直径及び多分散性は各々115~170nm及び0.14~0.20であった。CPI時のz平均値及び油滴サイズは攪拌速度及び界面活性剤濃度に依存した。最も微細且つ安定な乳濁液を高攪拌速度及び低界面活性剤濃度により得た。この挙動を乳化経路に沿った相を通して説明した。次に,精油を導入するキャリアとしてacetem/水ナノ乳濁液を用いて,大豆蛋白質分離物(ISP)複合食用フィルムにシナモン油またはオレガノ油を導入した。オレガノ油を含む複合フィルムはISPよりも優れた水分バリア及び機械的性質を示した。この研究により,複合可食性フィルムの低コスト生産のための配合及び工程パラメータの決定において有用な情報を提供した。

シソーラス用語： *可食性フィルム ,  *マイクロエマルション ,  乳化 ,  カタストロフィー理論 ,  相転移 ,  非イオン界面活性剤 ,  粒径 ,  多分散性 ,  撹拌速度 ,  *精油 ,  シソ科 ,  *大豆タンパク質 ,  タンパク質分離物
準シソーラス用語： Tween60 ,  オレガノ ,  相逆転

分類 (3件)： 食品包装  (FJ02030B) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  精油,香料  (YG03020H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 可食性フィルム ,  低エネルギー ,  乳化法 ,  乳濁液