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J-GLOBAL ID：201002272305589449   整理番号：10A0277218

MIMO端末特性評価のための電波環境構築法に関する考察[IV]~動的フェージング環境を実現する電波反射箱におけるチャネル特性評価~

Consideration on How to Create Propagation Environment for MIMO Performance Evaluation of User Terminals [IV]-Characteristics of a Reverberation Chamber having Time-Varying Function-

著者 (4件)： PASISINGI Sahrul (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  ARIF Rizwan (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  篠澤政宏 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  唐沢好男 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 417(AP2009 184-204)  ページ： 119-124  発行年： 2010年02月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MIMO通信端末を模擬電波環境で評価したい場合には,OTA(Over-the-Air)状態での評価環境が必要になる。具体的な構築法には,周囲に仮想散乱体を配置してフェージング環境を作り出すフェージングエミュレータ型と,電波反射箱型(Reverberation Chamber)環境とがある。両者ともに,これまで無線端末の評価用に開発されてきた長い歴史があり,機能面では夫々に長所・短所がある。さらに,MIMO装置評価のためには,新たな機能が必要となる。筆者らは,両者の特徴を組み合わせたハイブリッド型による環境生成技術を提案している。本稿では,このハイブリッド方式について,計算機シミュレーションにより,固有値分布特性と散乱体アンテナ数の関係を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： *通信方式 ,  環境 ,  *フェージング【通信】 ,  通信チャネル ,  キャラクタリゼーション ,  部屋 ,  電波伝搬 ,  計測器 ,  *通信特性 ,  *エミュレータ ,  固有値
準シソーラス用語： *MIMO通信 ,  電波環境 ,  電波暗室 ,  電波反射箱 ,  OTA【移動通信】

分類 (1件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q)

引用文献 (13件)：

• 岩井浩. 携帯端末アンテナ評価用フェージングエミュレータの提案. 信学論(B). 2008, J91-B, 9, 960-971
• 坂田勉. 角度スペクトラムが設定可能な端末MIMOアンテナ測定用空間多重波生成装置. 信学技報. 2008, A.P2008-3, 13-18
• 今井哲郎. MIMO端末評価のための空間チャネルエミュレータ構築に関する検討. 信学技報. 2009, A.P2009-25, 81-86
• HOLLOWAY, C. L. On the use of reverberation chambers to simulate a Rician radio environment for the testing of wireless devices. IEEE Trans. Antennas Propagat. 2006, 54, 11, 3167-3177
• CORONA, P. Reverberating chamber electromagnetic field in presence of an unstaired component. IEEE Trans. Elecromagtn. Compat. 2000, 42, 2, 111-115

タイトルに関連する用語 (8件)： MIMO ,  特性評価 ,  電波環境 ,  構築 ,  フェージング ,  環境 ,  電波反射箱 ,  チャネル