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J-GLOBAL ID:201002272443258763   整理番号:10A0145640

細菌の付着性:メカニズムからコントロールまで

Bacterial adhesion: From mechanism to control
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 424-434  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細菌の付着性は,コロニー形成と生物膜形成における最初のステップである。一方,生物膜はヒューマンライフおよび工業プロセスにとって有害であり,たとえば,感染の原因となり,病原体による汚染やスライムの形成の原因となる,しかし,一方で,環境技術やバイオプロセスに利益をもたらしている。細菌の付着性や生物膜のコントロールや利用のために,付着機構を明らかにする必要がある。Lifshitz-van der Waals,静電および酸塩基相互作用に基づいた従来の物理化学的アプローチにより,細菌の付着性の重要なモデルが示されたが,真の細菌細胞の複雑な付着プロセスを完全に理解するには不十分であった。従来のアプローチでは,全体的な細胞の属性の視点から,細菌の細胞表面が構造的に,また,化学的に不均一であるものとされてきた。多糖鎖やタンパク質性ナノファイバーなどの細胞付加物は従来の付着モデルでは細胞と基層間のブリッジングに重要な機能とされてきたが,場合によっては,細胞付着モデルからずれを生じることがある。実際には,細胞付加物は生物的な,また,非生物的な表面に対し特異的あるいは非特異的な細胞付着に関与しているものと考えられる。本論文では,従来の物理化学的モデルおよび細胞付加物媒介細胞付着についてレビューした。微生物の付着および生物膜形成をコントロールするための最新技術についても述べた。これらのテクノロジーは,付着メカニズムに基づいたものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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微生物学・ウイルス学一般 
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