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J-GLOBAL ID:201002272676963408   整理番号:10A0441017

粉末冶金プロセスによるビスマスと黒鉛粒子を用いた鉛フリー快削黄銅の開発

Development of Lead-Free Machinable Brass with Bismuth and Graphite Particles by Powder Metallurgy Process
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 855-859 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,粉末冶金プロセスによってビスマスと黒鉛粒子を分散させた無鉛の黄銅を製造することであった。押出材料の伸びと機械加工性に及ぼす快削元素の効果を調べた。急速凝固プロセスによって,平均粒径が150μmの0~3.23mass%Biを添加したCu-40mass%Zn(Cu-40Zn)黄銅粉末を作製した。その結果,ビスマスが黄銅粉末マトリックス中に約5umの島状に均一に分散しビスマスの融点を越える熱処理後黄銅粉末表面に現れることが判った。2.2mass%あるいはそれ以上のビスマスを添加すると,黄銅粉末中のビスマス元素が飽和量になるため黄銅粉末表面に現れるビスマスの量が増加した。2.2mass%あるいはそれ以上のビスマス添加の押出黄銅には数10μmの島状ビスマスがあった。これらの島状ビスマスは押出材料の伸びを低下させた。原料粉末として平均粒サイズが5μmの黒鉛粒子も用いた。ドライプロセスでアトマイズままの黄銅粉末と0~0.5mass%黒鉛粒子とを混合した。添加した押出黄銅とビスマスを比較し,ビスマスと黒鉛の両方の粒子を添加した押出黄銅合金の伸びは増加した。2.2mass%Biおよび0.5mass%黒鉛粒子を添加したアトマイズままの黄銅を用いた押出黄銅は,従来の鉛添加黄銅と同様の優れた被削性を示した。ビスマスあるいは黒鉛粒子のみを含む黄銅と比較し,黄銅合金の伸びおよび被削性の改善に及ぼすビスマスおよび黒鉛粒子の相乗効果は大いに実用的であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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圧粉,焼結 
引用文献 (20件):
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